歳をとるにつれて、ゲームに興味が薄れていったピカソ久野です。
若い頃は、1日4時間~5時間は平気でテレビの前でゲームが出来ていたのに、
今ではゲームソフトを買って、起動しないまま半年後にブックオフに売りに行くなんて事が多くなりました。
他に没頭できることが増えたからでしょうね。
僕らと同じ世代で、プロゲーマーとして飯を食べている人がいます。
梅原大吾さん。
日本初のプロゲーマーとして、世界中から絶大な人気を得ている生きるカリスマです。
ゲームの魅せるプレイはもちろんの事、それ以上に生き方や考え方、
気さくな人格でファンとのオンライン交流が活発な方なので彼の配信は常に多くの視聴者がいます。
プロゲーマーとして、膨大な練習時間を費やしている傍ら、「勝負」について、参考になる書籍を複数出しています。
「勝負」の世界で常に勝ち続けないとすぐに人気を失ってしまいますし、
自分よりも体力も身体能力も上の若手がどんどん出てくる中で、
39歳で常にトッププレイヤーとしていられるためには、彼の考え方がとても参考になります。
数々の名言を残している彼の言葉から
梅 「一度勝つこと」と「勝ち続けること」は違う。勝ち続けるために必要なのは、ピンチの時に発想を豊かにするための土台作り
商売でもそうですよね。
毎日売り上げをあげて、月間で利益を出す。毎月利益を残すためには、
売り上げがあまりない暇なときに準備をする。
思い切って店を閉めて、体を休める事も準備の内だし、
しび荘に行って温泉に浸かりながら、いい発想が得られるように時間を費やす。
洗濯機を磨く、冷蔵庫を磨く、家具を磨く。
そうやって店の評判をあげていく。それこそ大事だと思います。
個人事業主として一番大事なのは、いかに自分が楽しめて経営できているかどうか。
梅 僕がほかのプロの人たちと違うのは、「どうすれば自分自身が楽しめるか」を一番に考えているということなんです。
もちろん勝ちたいとは思っていますが、結果だけを追うと視野が狭くなって、考え方も窮屈になる。
自分自身が楽しんでやっていると心に余裕ができますから、独自の発想がたくさん出てきます。
長い目で見ると、その方が成績も安定するんです。
奇抜な発想を思いついた時って、ワクワクしますし、実行して結果が出たらうれしいですよね。
例えば冷蔵庫と洗濯機を2か月で60台、無料で配布しましたし、
その経験があって今僕はリサイクルショップをやれています。
その時のお客さんが、大口の顧客となってくれています。
梅 「変化するときに、良くなるか悪くなるか考えない。
しかし、経験から言うとただ変え続けるだけで、最終的に今よりも高みに登る事が出来る。」
僕は、今のリサイクルショップを一生続ける気はありません。
同じ職業を一生続ける事こそリスキーだと思うからです。
リサイクルショップを経営して得た商売スキルを元に、他の事業をしようと思っています。
なので、リサイクルショップで失敗しても、成功しても、また何かしら事業を起こしますし、失敗しても復活すると思います。
行動した。そして経験したスキルは金よりも尊いです。
なので、常に変化し、世間の変化には柔軟に対応するつもりでいます。
プロゲーマーの梅ちゃん。
一つのゲームを極限にまで突き詰めたその精神力から出る華麗なプレイで、世界中のゲームファンは熱狂し
彼の気さくな配信で、近所にいたゲームの上手い優しいにーちゃんを思い出すのでした。