日曜日の昼下がり、今年初のマクドナルド月見バーガーを堪能していると
スモールアンテナの神田さんから電話
「君の元職場でゴミ箱の前にプジョーの自転車を発見したから、確保しといて」
との事。ハマーとかはよく見かけるけれど、確かにプジョーの出している自転車は珍しい。
「1日もすれば、他の人に取られるかもしれないから、安全な場所に置いといてくれない?」
かなりいい物が、どうやら不用品として出されているようだ。
右手に持ったハンバーガーを胃袋におさめ、アイ環境へ。
自転車を保管場所に置いている途中で神田さん登場。
どうやら、霧島市のラムズファクトリーにお届けするらしい。
ラムズファクトリーの久木田さんは、最近自転車にハマっていて、
休日には200Km自転車で走るらしい。
ちょっとしたバイクでツーリングする人と同じ距離を走るから相当入れ込んでいる。
自転車をルーフキャリアに乗せて、霧島市へ直行。
休日のラムズファクトリーに到着。久木田さんは、自動車のコンピュータセッティングの為に店に出ていました。
塗装、板金、修理、ECUチューンと何でもこなす久木田さん。
自動車にかけては、職人の域を超えています。
金曜夜にやっているチューボーですよでいう巨匠クラス。
「大分ボロいですけど、もしかしたら部品取りにでも使えるかと思って持ってきました。」
「いやー。この位だったら直して磨けばまだまだ乗れますよ。」と、喜んでくれたご様子。
自転車まで、ご自分で修理してしまうのだから、さすがですね。
工場内をうろちょろしていると、ウワサのバモスを発見。順調に作業が進んでるようです。
このバモスは、アメリカンな車体のバモスを作ろう。という事で、
軽自動車のバモスに、サンダーバードのテールランプを取り付け途中です。
貴重な旧車の部品ですが、試みはとても面白いです。
このテールランプ、拳くらいのサイズだろうと思っていたのですが、
ケロリンの風呂桶位のサイズがあります。流石アメ車。排気量も部品もマッチョですね。
当然、車体には大きな穴を開けないといけないのですが、まずキリで点の穴を沢山開けて、そこに
ノコを入れて大きくくりぬいていく加工らしいです。
僕らにとって自動車工場は、小学生の頃の山形屋のおもちゃ売り場と同じくらい
時間を忘れて熱中してしまう場所です。楽しい場所です。