私の記憶が確かならば
鹿児島市内でいち早く光サイフォンを導入した店は
あめいろたまねぎである。
サイフォンコーヒーは
フラスコとロートという理科の実験器具のようなものを使い、
コーヒーをろ過する布と攪拌のための竹べらを使う。
熱源は、バーナーや、アルコールランプを使っている店もあるが、
近代ではハロゲンライトを使っている店が多い
光サイフォンの熱によって沸騰するフラスコと、
その周りの温度差で出来る揺らぎを眺めると、とても癒される
サイフォンの原理を利用して、熱を与えられたフラスコ内部の空気が膨張し、ロートに湯が上がる。
次にロート内に、湯と粉が押しあがったところで攪拌し少々蒸らす。
抽出が完了すると火を消し、フラスコ内部の空気が冷え、気圧が下がる。
ロート内部に出来上がったコーヒーが、布で濾されフラスコに落ちる仕組みだ。
通常あめいろたまねぎでは、マグのコーヒーカップで提供されるが、
ウエッジウッドのカップでも注文することも出来る
コーヒーの抽出を目で見て楽しむことが出来るので
光が作る旨いコーヒーを飲みに、癒されに行くのもアリだろう